(旬の技術) |
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Linuxとは1991年にヘルシンキ大学のLinus B. Torvalds氏によって開発されたUNIXクローンのOS。当初はPC/AT互換機をターゲットプラットフォームとして開発されたが、現在ではAlpha、SPARC、S/390などのプラットフォームへの移植も行われています。
Linuxは既存のオペレーティングシステムのコードを流用せず、スクラッチから書き起こされたものであり、GPLというライセンス体系に基づき、自由に改変、再配布を行うことができるようになっています。
Linuxは登場から10年以上が経過して成熟が進み,動作が安定したことを受けて大手企業も積極的に導入に動き出すなど,本格的な活用期が到来しました。最近では基幹系をも含む企業情報システムに適用しようとする取り組みが増えつつあります。
Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアは、導入コストの削減や特定メーカの製品戦略に対する独立というメリットから、企業システムでの主要な選択肢の一つとして注目されています。
パソコンではまだ数は少ないが、リナックスはサーバー用のOSとしては着々と地位を築きつつあります。富士通製の基幹業務用の大型サーバー「プライムクエスト」は、出荷台数の約7割がリナックス搭載モデル。企業の基幹業務を担うシステム用のサーバーとして使われています。ところが、中に入っているのは米レッドハット製のリナックスです。
調査会社の矢野経済研究所によると、2005年に国内で出荷されたサーバー向けリナックス市場規模は前年比79.6%増の59億1千万円。そのうちの7106%はレッドハット製です。国産のターボリナックス製は12.7%、NECや日本オラクルなどが出資するミラクル・リナックス製は6.9%でした。
理由は国産リナックスは米オラクルや独SAPなどが販売するソフトの動作確認が取れていないため。大手サーバーメーカーもほとんどが普及しているレッドハット製での動作確認のみです。ミラクルに出資しているNECや日立製作所などが数機種で動作確認しているにとどまっています。 |
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News |
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NTTデータ、OSS「Hinemos(ヒネモス)」のパートナー制度を開始 NTTデータ、2007年3月28日
コンピュータ群の一元的運用管理を実現するOSS「Hinemos(R)」(ヒネモス)のパートナー制度を開始〜「Hinemos ver.2.2」も合わせて公開〜
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オープンソースの意義と活用のポイント―「OpenStandia」の取り組み― 野村総合研究所、2007年3月12日
近年、企業システムにおけるTCO(総保有コスト)削減の手段として、オープンソースソフトウェア(以下、オープンソース)の活用が注目されており、多くの事例が紹介されている。しかし、オープンソースが企業にもたらすメリットはTCO削減だけではない。本稿では企業がオープンソースを活用する意義と、活用のポイントについて考察する。
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ビジネスモデルからみたオープンソースミドルウェア 野村総合研究所、2007年3月12日
企業や公共機関の情報システムで、OS(基本ソフト)のLinuxに続き、より利用者に近いミドルウェアの分野でも、機能の成熟とコスト削減効果が注目されオープンソースソフトウェア(以下、オープンソース)の導入が増えている。本稿では、アプリケーション分野を含めオープンスタンダードへと向かう流れにあるオープンソースの動向をビジネスの面から考察する。
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オープンシステム時代のシステム管理 野村総合研究所、2006年12月12日
ユーザー企業の管理ポイント:システムコンサルティングの現場から
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オープンソース・アプリケーションに向けられる熱い眼差し CIO Online、2006年9月28日
CRM、BI──エンタープライズ・アプリケーションにまで拡大するオープンソースの波
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Ajaxアプリのビジュアル開発ツール,デファクトを狙いNTTデータがオープンソースとして公開へ
NTTデータはウェブサイト上で様々な機能が活用できるシステム作りを支援するソフト群を開発した。画面操作に必要なボタンや入力枠などを配置するだけで複雑なプログラム記述がいらず、開発効率が二倍以上に高まる。誰でも利用できるオープンソースソフト(OSS)として無償公開する。計算処理やデータ管理などのサービスをウェブ上に置き換える「Web2・0」の新潮流に対応したシステム開発が容易になる。 ITpro、2006年9月15日
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オープンソースソフトウェアをレーティングした「NRIオープンソースマップ」を作成 2006年8月8日
野村総合研究所(NRI)は、企業システム向けのオープンソースソフトウェア(OSS)をレーティングした「NRIオープンソースマップ」を作成し公表した。企業システムで採用された実績がある、また、NRIが注目している計24のOSSを、2006年6月に公開されている情報をもとに、関連ドキュメントの量・種類、リリース回数、品質などの「成熟度」と、ウェブサイトでの関連用語登場回数、検索サイトでのヒット数などの「プレゼンス」という2つの軸でレーティングの上でマッピングしたもの。
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産総研がKNOPPIX 4.0.2 DVD&CD 日本語版を公開 2005年10月8日
独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)は10月7日,Linuxディストリビューションの新版「KNOPPIX 4.0.2」を公開した。DVD版とCD版があり,産総研のKNOPPIXのページなどから無償でダウンロードできる。
KNOPPIXは,CDまたはDVDから起動する,インストールの不要なLinux。ドイツのKlaus Knopper氏がDebian GNU/Linuxをベースに開発したディストリビューション。産総研が日本語化や機能の追加などを行っている。
今回からKNOPPIXプロジェクトがDVD版とCD版に分割され,両方がリリースされるようになった。またOpenOffice 2.0やカーネルなど多くのソフトウエアをアップデートした。
4.0.2日本語版ではcloop内のファイル・システムがext2からiso9660になった。これにより起動が高速になったという。
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【情報BOX】 |
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【レポート】 |
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【OS】
Linuxはインターネットなどから自由にダウンロードして使うことができますが、何か問題があっても自分で責任をとらなくてはいけません。ビジネス用途で使うには多少なりともリスクを負うことになります。
一方、有償で提供されるLinuxは企業システムで使いやすいように、公開されているLinuxはKernel(カーネル)部分に多くの機能が付け加えています。サポートを付けているものもあります。このように有償のLinuxを提供する企業をディストリビューターといいます。
ディストリビューターの提供するLinux(ディストリビューション)を紹介します。その他についてはこちらを参照してください。 |
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【サーバ構築】 |
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【サポート】 |
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【その他のオープンソース】 |
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