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デバッグに役立つテクニックを紹介します。
MEANS(データの基本等計量(度数、平均、標準偏差、最大値、最小値)を求める) ↑ このページの最初へ
PROC MEANS DATA = SASデータセット名 統計量キーワード オプション;
 VAR 変数1 変数2 … ;
 CLASS 変数1 変数2 … ;
 BY 変数1 変数2 … ;
 ID 変数1 変数2 … ;
 OUTPUT OUT = SASデータセット名 統計量キーワード;
 その他オプションステートメント;
RUN;

統計量キーワード
 N     サブグループ中の欠損値でないオブザベーションの数
 NMISS  ある変数について欠損値を持つサブグループのオブザベーションの数
 MEAN   平均値
 STD    標準偏差
 MIN    最小値
 MAX    最大値
 RANGE  範囲
 SUM    合計
 VAR    分散
 USS    無修正平方和
 CSS    修正済み平方和 
 CV     変動係数(パーセント表示)
 STDERR  平均の標準誤差
 T       母平均=0の仮説検定のためのstudentのt値
 PRT     仮説の下で実現値以上の絶対値を持つ上記のt値が出現する確率
 SUMWGT  WEIGHT変数値の和

オプション
 DATA = SASデータセット名
  MAENSプロシジャで処理するSASデータセットを指定
 DESCENDING 標準値:ASCENDING
  _TYPE_の大きい方から順に出力データセットに書き出す
 IDMIN
  各グループ内でのID変数値の最小値を出力する
 MAXDEC = n 標準値:2
  結果をプリントするときの小数点以下の桁数を0〜8の範囲で指定
 MISSING
  欠損値もCLASS変数の有効な値として扱う
 NOPRINT 標準値:PRINT
  要約統計量をプリントしない
 NWAY
  _TYPE_の値が最大値を持つオブザベーションだけを含む統計量を出力する

VAR    : 統計量を求めたい変数を指定
CLASS   : サブグループを形成する為に使う変数を指定。(文字変数 or 数値変数・・・OK)
BY     : BY変数で定義されるグループごとに分析する。(予め、SORTが必要)
ID     : 出力データセットに追加保存する変数を指定
OUTPUT : 出力データセットの名前、出力する統計量とその変数名を指定

【OUTPUTステートメントを使用したMEANSプロシジャの例】
/*変数Patidごとに変数Weightの平均値を求めデータセットに出力する*/
PROC MEANS DATA=MeansData2 MEAN NOPRINT;
 By Patid ;     /*変数Patidごとに統計量を算出する*/
 Var Weight;    /*変数Weightの統計量を算出する*/

 ID Gun;       /*求めた統計量のほかに変数Gunもデータセットに出力する*/
 OUTPUT OUT=MeansOut1 MEAN=AvrWeight;  /* Weightの平均値をデータセットに出力する*/
RUN;

※参照(SAS Technical News Summer2006) 
 
UNIVARIATEプロシジャ ↑ このページの最初へ
数値変数の基本統計量を出力する。
平均,標準偏差や極値の分布状況などがレポートされる。

PROC UNIVARIATE data=SASデータセット [オプション1];
 CLASS [グループ変数名];
 VAR [変数名 1] [変数名 2];
 OUTPUT [オプション2];
RUN;

オプション1
 ・freq
  データの数値毎の度数を表示する
 ・normal
  データの正規性検定の結果を表示する
 ・plot
  データのヒストグラム、箱ヒゲ図、正規確率プロットを表示する
 ・noprint
  結果を表示しない

オプション2
 キーワード=名前 で指定する
 <記述統計キーワード>
  css cv kurtosis max mean min mode n nmiss nobs range skewness std stdmean sum sumwgt uss var


※UNIVARIATEプロシジャの基本的な使用例(SAS Technical News Summer2006
※SASによるデータ解析の第一歩(SAS Technical News Spring2006
 
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