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ここでは、機能テストについて詳しく説明します。 |
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機能テストは、‘機能仕様書’に記載された仕様に従って正しく機能していることを確認します。また、機能テストでは、検証基準を定めた‘テスト計画書’を作成し、確認後‘テスト報告書’を作成します。 以下で設計するテストケースには、IDを付番し、管理します。 |
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1.テストケースの設計 テストにおいては、テストケース設計がもっとも重要で、かつ難しい作業となります。合理的な設計をしないと、テストの漏れが発生したり、冗長なテストを実施する事になります。 (1)’キー項目(一意項目)’検証のためのテストケース設計 ノーマルケース : 一意データを用いたテスト エラーケース : 一意でないデータを用いたテスト 上記2ケースのテストを実施します。 (2)’データタイプ’検証のためのテストケース設計 (a)日付・時間以外のタイプ ノーマルケースでのテスト エラーケースでのテスト 上記2ケースのテストを実施します。 (b)日付・時間タイプ 日付・時間のテストケース設計は、多数のエラーケースが必要になります。 プログラムを都度作成することは、品質面でも効率面でも得策ではないので、関数化しておくことを推奨します。 品質保証された関数を利用する場合は、ノーマルケースとエラーケースの2ケースでテストを実施します。 (3)’桁数’検証のためのテストケース設計 ノーマルケース(最大桁数)でのテスト エラーケース(最大桁数+1桁)でのテスト 上記2ケースのテストを実施します。 (4)’必須’検証のためのテストケース設計 ノーマルケース(入力あり)でのテスト エラーケース(未入力)でのテスト 上記2ケースのテストを実施します。 (5)’値’検証のためのテストケース設計 (a)特定の値を持っているもの(1,2または,3であることなど) ノーマルケース(すべての値)でのテスト エラーケース(1ケース)でのテスト 上記複数ケースのテストを実施します。 (b)ある値の範囲内にあるもの(18から60内であることなど) ノーマルケース(下限、上限値)でのテスト エラーケース(下限-1、上限値+1)でのテスト 上記4ケースのテストを実施します。 (c)特定のパターンで構成しているもの(頭3桁は数字、4桁目は'-'、下4桁は数字であるなど) パターンデータに対するテストケース設計は、多数のエラーケースが必要になります。 プログラムを都度作成することは、品質面でも効率面でも得策ではないので、関数化しておくことを推奨します。 品質保証された関数を利用する場合は、ノーマルケースとエラーケースの2ケースでテストを実施します。 |
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2.テストデータ設計 上記テスト設計でも、膨大なテストケース数になるため、実際には、複数のテストケースをまとめ、テストデータを作成します。 |
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